【もう真夏!?】梅雨明け前に始めたい熱中症&脳梗塞予防|看護師が教える“夏の室温”と生活習慣

看護師業務


■ はじめに

皆さんこんにちは!
筋トレ・看護師歴10年以上のnurse ojiiiです!

最近「梅雨なのに、真夏みたいに暑い…」と思いませんか?

実はこの時期、気温以上に体へのダメージが大きくなりやすいんです。

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梅雨で気を付けることもこの記事で書かせてもらってますので、是非読んでください。

今回は、**熱中症予防とエアコンの正しい使い方、そして隠れたリスク“脳梗塞”**について、専門的な視点で解説していきます。


■ すでに“真夏レベル”の暑さ!油断は禁物

梅雨の時期は湿度が高く、汗が蒸発しにくいため、体温調整がうまくいきません
人間の体は悲しいことですがそうなってるのです
結果として、6月から熱中症搬送が増加しています。

特に、夜間や室内での発症が多く、「まだ夏じゃないから大丈夫」と思っている人ほどリスクが高いです。


■ 室温は何度がベスト?看護師がすすめる数値とは

環境省や医療現場の推奨値では、以下のような設定が理想とされています👇

タイミング室温の目安湿度の目安
昼間(在宅時)25〜28℃40〜60%
夜間(就寝時)26〜27℃50〜60%

★ポイント

  • 湿度も大切!40%以下だと喉が乾燥し、60%超えるとカビ・熱中症リスクがUP
  • サーキュレーターや除湿機の併用も有効、少しのエアコンと、サーキュレーターを使うことで電気代削減もできる

■ エアコンはケチらない!電気代より命が大事

「電気代がもったいない」と思って、エアコンを我慢している人も多いですが…

★ 実はエアコンは起動時の電力が一番高く
つけっぱなしの方が安くなることもあります。これって意外とニュースとかで聞きませんか?

  • 節電したいなら、設定温度は26〜28℃+風量自動+扇風機併用
  • 日中の無理な我慢は命取りに!

■ 熱中症だけじゃない!高温でリスクが上がる“脳梗塞”

暑さで汗をかくと、水分・塩分だけでなく、血液の粘度も上がってしまいます。

この状態で起きやすくなるのが…

🧠 脳梗塞・心筋梗塞などの血栓性疾患

とくに高齢者・基礎疾患のある方・過去に脳梗塞歴がある人は注意!

🔍 脱水で血液がドロドロに…こんな症状は要注意!

  • 頭が重い・フラフラする
  • 手足のしびれ・脱力感
  • 強い眠気や意識低下

これらは**「ただの熱中症」ではなく、脳梗塞の前兆**の可能性もあります。


■ 看護師が伝えたい“夏前にできる5つの習慣”

  1. 朝一杯の水分補給(常温がベスト)
  2. 寝る前にもコップ1杯の水
  3. エアコンはつけっぱなしで温度管理
  4. 扇風機・除湿機・遮光カーテンを活用
  5. 外出時は首元冷却・日傘・帽子で熱カット

そして何より、「暑さを我慢しないこと」が最大の予防です!


■ 僕の現場でも…実際に見た症例

僕が看護師として働く中で、6月〜7月に**「気づいたら倒れていた」という高齢者」の搬送**を何度も見てきました。

中には「電気代を気にしてクーラーを切っていた」という人も…。
実際は、節電のためクーラーを切って、倒れて、救急車に運ばれて・・
そっちのほうがお金はかかるんですよね(笑)

今この瞬間の体調管理が、夏本番の命を守ります。


■ まとめ

  • 梅雨明け前のこの時期から、熱中症は本格化
  • 室温は26〜28℃が理想。エアコンはつけっぱなしの方が安全な場合も
  • 脱水が進むと脳梗塞などの命に関わる病気のリスクも
  • 水分・塩分・室温管理を今から習慣に

■ 最後にひとこと

「まだ6月だし」と思わずに、“夏前の体調管理”が一番の予防薬

僕のように、現場で人の体をずっと見てきた看護師からのメッセージとして──
無理せず、エアコンを味方につけてこの夏を乗り切りましょう!

本日も読んでいただきありがとうございました。
それじゃあさようならー

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