【看護師×筋トレ歴10年以上が語る】味の素って体に悪いの?化学調味料の真実と上手な付き合い方

こんにちは!
看護師歴10年以上&筋トレ歴も10年以上のnurse ojiiiです。

最近「味の素が体に悪い」「化学調味料は避けるべき」なんて声をよく耳にします。SNSでも「無添加」「化学調味料不使用」がバズワードになっていて、味の素=悪 というイメージが定着しつつありますよね。こんな話題が上がると悲しいですよね・・・・

でも、それって本当に正しい情報なのでしょうか?

今回は、「味の素」の正体、化学調味料がなぜ悪者扱いされるのか、そして実際に体への影響はあるのかについて、医療と栄養の視点から掘り下げていきます。そして、実際に使用する方が安心して使うことが少しでもできるようになるといいです。


◆ そもそも「味の素」ってなに?

「味の素」とは、**グルタミン酸ナトリウム(MSG:Monosodium Glutamate)**という旨味成分を含む調味料の商品名です。

このグルタミン酸は、実は昆布やトマト、パルメザンチーズなどの天然食品にも含まれている自然由来のアミノ酸。味の素社ではサトウキビを発酵させて作られています。

つまり、名前は「化学調味料」でも、作られ方は発酵食品と似たプロセスを持っているんですね。”発酵食品”と聞くと、いい食品のイメージが出てきますよね!!
納豆であったり、味噌であったり、ヨーグルトetc・・・
皆気にして摂るようにしている食品ではないでしょうか?


◆ 「化学調味料=悪」説の出どころは?

「化学調味料が体に悪い」という話が広まったのは、1960年代のアメリカ。
「中華料理症候群(チャイニーズレストランシンドローム)」という言葉が出回り、MSG(グルタミン酸ナトリウム)を摂ったあとに頭痛や痺れを感じたという報告が話題になりました。

しかし、その後の研究でMSGとこれらの症状の明確な因果関係は確認されませんでした

世界保健機関(WHO)や米国食品医薬品局(FDA)、日本の厚労省も安全性を認めています


◆ 看護師として感じる「味の素」の安全性

医療現場では、栄養のバランス・摂取量・生活習慣全体が重要視されます。

味の素は過剰摂取しない限り、健康被害は基本的に考えにくいものです。
むしろ、減塩調理の補助として使うことで、美味しさをキープしながら健康的な食生活を送ることも可能です。

また、患者さんの中には「食が進まない」「低栄養」な方も多く、味覚をサポートする調味料は、食事療法の一部にもなり得るんです。


◆ 筋トレ民として「化学調味料」をどう考える?

筋トレでは「食事の質とPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)」が基本。
ぶっちゃけ、味の素をちょっと使ったぐらいでは、筋肥大にも健康にもほぼ影響はありません

むしろ、食事が続かない・味気なくてチートに走るくらいなら、少しの旨味調味料でメンタル維持したほうがよっぽど健全です。

筋肉をつけるには継続が命。そのための「美味しさ」は、時に栄養価と同じくらい大切だと感じています。


◆ 「悪かどうか」ではなく、「どう付き合うか」が大事

最後に、味の素や化学調味料に対する僕の考えをまとめます。

✅ 味の素は自然由来のアミノ酸からできており、安全性は確立されている
✅ 化学調味料=即害、という科学的根拠は乏しい
✅ 過剰摂取を避けて、調味料のひとつとして上手に活用すべき
✅ 食事が続かない方や減塩したい人には、味の素はむしろ役立つ
✅ 「無添加信仰」や「不安を煽る情報」に振り回されないことが大事


◆ おわりに

「なんとなく体に悪そう…世間がそう言っているから…」という曖昧な印象だけで避けてしまうのはもったいないです。
食品も調味料も、正しい知識とバランス感覚で選ぶのが、健康にも筋トレにも最適なスタンスだと僕は思っています。
そして、味が美味しいということはとても大事なことです。

気になるものは、まず「調べてみる」。
そして「自分の体で試してみる」。

その繰り返しが、納得できる食生活と健康につながっていきますよ。

本日も記事を読んでいただきありがとうございました。

下記に味の素グループなどが安全性について出しています。
是非ご参照ください。
それでは、本日もこの記事を読んでいただいた皆様が、今後も幸せな未来でありますように

それではさようならー

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