インナーマッスルの重要性を見直そう|筋トレ×看護師の視点から (そもそもインナーマッスルとは)

はじめに 

筋トレと聞くと、どうしても[マッチョになりたい」「腹筋を割りたい」「女の子にもてたい(笑)」・・・など様々な理由があると思います。 

いわゆるアウターマッスルを意識しがちです。胸板を厚くしたい、腕を太くしたい、腹筋を割りたい…どれも素晴らしい目標です。しかし、本当に効率的かつ健康的な体を作るためには、インナーマッスル(深層筋)の強化が欠かせません。 

そして、このインナーマッスルを鍛えることで、実は遠回りに見えて近道になることもあります。 

ここでインナーマッスルの説明をさせてもらいます。 

インナーマッスルとは、体の奥深くにある「深層筋」と呼ばれる筋肉のことです。表面にあって動きを目で確認できる筋肉(アウターマッスル)とは違い、インナーマッスルは体の土台なような役割を持ちます。 家の外観がアウターマッスル、家の中の木材などがインナーマッスルのようなものです。

インナーマッスルの特徴を以下に書きたいと思います。 

・体幹だけでなく、腕や足の深い部分にも存在している 

・姿勢を安定させたり、関節や内臓を支えたりする動きがある 

・建物で例えると「基礎」のような存在で、インナーマッスルが弱いと体がゆがみやすく、けがもしやすい

・代表的な筋肉には腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群などがある。(以下に画像を添付しておきます) 

インナーマッスルの主な筋肉画像 

このように、インナーマッスルとして特に重要な筋肉を画像で出させてもらいましたが、ここで余談です。 

多裂筋や腹式はよく言われている、姿勢を正すためにものすごく重要な筋肉です。

横隔膜筋は、呼吸にすごく重要な筋肉となっています。この筋肉を鍛えることで、呼吸の手助けをしてくれます。 

そして、骨盤低筋群に至っていは、加齢とともに尿漏れという話を聞くと思います(特に女性に)この筋肉を鍛えることで、尿漏れを予防していくことができます。 

このように、インナーマッスルを鍛えることで、加齢による運動障害などに少しでも立ち向かうことができるのではないかと思います。 

インナーマッスルは、普段意識しにくいですが、正しい姿勢やスムーズな動作、バランスの維持に欠かせない重要な筋肉群です。 

以前僕が書いた記事にもあると思いますが、正しい姿勢をするだけで、消費カロリーが増え、理想の体を作りやすい環境になります。 

私は筋トレ歴・看護師歴ともに10年以上の経験があり、その中で痛感してきたのが、先ほどから述べている「見えない筋肉こそ、身体を根本から支えている」インナーマッスルの重要性という事実です。筋トレの重量を伸ばしたくて、とにかく重い重量で筋トレをしていましたが、実際は重量はそう伸びませんでした。しかし、実際にインナーマッスルをすることで少しずつですが、効果を感じられています。 そのメリットを下記に示したいと思います。

筋トレとインナーマッスルの関係 

インナーマッスルを鍛えることで、以下のようなメリットがあります: 

  1. フォームが安定する 
    正しいフォームでトレーニングを行うためには、体幹の安定が必要不可欠です。インナーマッスルが弱いと、せっかくの筋トレも効率が落ち、ケガのリスクも高まります。 
  1. パフォーマンス向上 
    スクワットやデッドリフト、ベンチプレスなどのビッグ3では、インナーマッスルが強いことで出力が最大化され、結果として扱える重量が上がります。 
  1. 腰痛や肩こりの予防 
    これは、看護師として働いていて思うことですが、看護現場では中腰姿勢や力仕事が多く、腰痛や肩こりは職業病とも言えます。インナーマッスルを意識した体づくりは、日々の仕事を楽にし、慢性痛の予防にも直結します。 

インナーマッスルを鍛える方法 

それでは、いよいよインナーマッスルはどうやって鍛えるの? 

という疑問に少し簡単ではありますが書いていきたいと思います。 

インナーマッスルは、アウターマッスルのように高重量で鍛えるというよりも、正しい姿勢と呼吸、そして継続的な刺激が重要です。 

おすすめのトレーニング: 

  • ドローイン(腹横筋の収縮) 
  • プランク 
  • ピラティス系のエクササイズ 
  • 呼吸法(腹式呼吸・横隔膜を意識) 
  • バランスボールやBOSUを使ったトレーニング 

簡単ではありますが・・・・初心者でなくとも、これらの動作を丁寧に取り入れることで、トレーニング全体の質が大きく向上します。 

このブログが好評だったら、今後もっと詳しく、道具をもっと作ったトレーニング方法を記載したいと思いますので是非皆さんコメントなどお願いいたします。 

まとめ 

筋肉は見た目だけじゃない。体の内側から支えてくれるインナーマッスルを鍛えることで、トレーニングの成果が何倍にも跳ね上がります。 そして、どのように体を使うと力が伝わるのかなど、イメージしやすくなります。

そして、看護師として多くの患者さんと接してきた経験からも、痛みのある人の多くはインナーマッスルが弱っていることが多いと感じています。 

筋トレ上級者であればあるほど、インナーの重要性を理解し、鍛えているものです。表面だけでなく、“土台”を育てるトレーニングを今日から意識してみましょう。 

本日も僕の記事を読んでもらいありがとうございました。 

皆様の今後がもっともっと幸せな生活を過ごせますように 

それじゃあさようならー 

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