【うつ病は“心の甘え”じゃない】看護師×筋トレ歴10年の僕が伝えたい、うつ病と向き合うということ

★この記事でわかること

  • うつ病とはどんな病気か?
  • 「心の弱さ」ではなく「脳の病気」であるという事実
  • 看護師の現場で見たリアルなうつ病患者さんたちの姿
  • 筋トレがなぜうつ病の予防・改善に効果的なのか
  • うつ病の方に伝えたいこと

うつ病とは?誰にでも起こりうる「脳の病気」

うつ病は、気分の落ち込みや意欲の低下が長期間続く精神疾患です。
厚生労働省のデータによれば、日本では15人に1人が一生のうちにうつ病を経験するとされています。

主な症状

  • 強い抑うつ気分、涙もろくなる
  • 意欲・集中力の低下、興味の喪失
  • 睡眠障害(不眠または過眠)
  • 食欲の変化(過食または拒食)
  • 自責感、死にたい気持ち

「心が弱いからうつになる」って本当?

違います。うつ病は脳の病気です。
脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど)のバランスが崩れることが主な原因と考えられています。

🔵 看護師として、真面目で責任感が強い人ほど、うつ病になってしまう姿を何度も見てきました。

むしろ、頑張りすぎて心と体が限界を迎えた結果、脳がブレーキをかけているのが“うつ病”なのです。


実は看護師にも多いうつ病経験者

医療の現場は、常に緊張感と責任感を伴う職場です。
ミスが許されず、命を預かるストレス環境の中で、多くの看護師が気づかぬうちに心を消耗しています。

僕自身はうつ病を経験したことはありませんが、「実は私も…」と後から打ち明けてくれる同僚が何人もいました。

🔶 周りには元気に見えても、心の中ではボロボロになっている人がたくさんいます。

だからこそ、「うつ病は誰にでも起こり得るもの」だと、もっと多くの人に知ってほしいのです。


筋トレとうつ病の関係|運動が脳を変える?

意外かもしれませんが、筋トレはうつ病の予防・改善にとても効果があると科学的にも証明されています。

筋トレがうつ病に良い理由

  • ★ セロトニン・ドーパミンが分泌される
  • ★ ストレスホルモン(コルチゾール)を減らす
  • ★ 達成感が自己肯定感につながる
  • ★ 睡眠の質が改善される
  • ★ 規則正しい生活習慣が整う

🏋️‍♂️ 僕自身も、仕事でつらいときやストレスが溜まったとき、筋トレに救われてきました。
物凄く、思い重量で、何も考えずに筋トレをすることでストレス解消につながります(僕の場合はですよ(笑))

特に週に2~3回の軽い運動でも、うつ症状が軽減するという研究結果もあります。


うつ病を「治す」より、「うまく付き合う」という考え方を

うつ病は、風邪のように数日で治るものではありません
でも、焦らず、無理せず、「今の自分を受け入れる」ことから始めていいんです。これがものすごく”大事”になってきます!!

うつ病と向き合う5つのポイント

  1. 病気であることを受け入れる
  2. 無理に元気になろうとしない
  3. 頼れる人(医師・家族・仲間)を見つける
  4. 小さなことでも自分を褒める
  5. 少しずつ生活リズムを整えていく

まとめ|うつ病は「治す」より「理解する」ことが大切

  • うつ病は心の弱さではなく脳の病気です
  • 誰でもなり得るもので、決して恥ずかしいことではありません
  • 筋トレは科学的にも有効な予防・改善手段のひとつ
  • 看護師の僕から見ても、「休むこと」「頼ること」はとても大事です

✍️あとがき

もしあなたが今、気分が沈んでいたり、「自分なんて…」と思っていたら、
僕は伝えたい。
あなたは、ちゃんと頑張ってきた。生きているだけで、本当にすごいんです。

無理に元気になる必要はありません。
でも、少しだけでも、筋トレしてみようかな…と思ってくれたなら、それが回復への第一歩になるかもしれません。

本日も読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでも役にたってもらえると嬉しいです。
もちろんこれで、簡単に解決される問題ではないと思います。
でも、周りの人にもうつ病ということを理解してもらえることで少しでも、変わるといいと思って書かせてもらいました。
何か、意見などありましたら、コメント書いてください。
それが、今後の糧にもなりますし、自分の経験にもなりますのでよろしくお願いします。

それじゃあさようならー

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