食べ方とちょこっと筋トレで、無理せず自分のカラダを取り戻す方法
「出産してから、お腹やお尻まわりが戻らない…」
「授乳でお腹がすいて、ついお菓子を食べすぎてしまう」
そんなふうに感じているママは、あなただけではありません。
調査によっては、4人に3人以上の女性が「産後に体型が変わった」と実感しているとも言われています。
でも、その背景には
- 妊娠・出産でのホルモンバランスの変化
- 夜間授乳や寝不足で「運動する余裕がない」
- 授乳でエネルギーを使う → 強い空腹感 → 甘い物に手が伸びる
といった、がんばりすぎているからこそ起こる理由があります。
この記事では、現役看護師であり、実際に子育てをしてきた立場から、
- 産後に過食になりにくい【食べ方の工夫】
- 授乳中のママにおすすめの【食材・栄養(乳製品・トリプトファン・GABA・ビタミンB群・Cなど)】
- 抱っこ紐を使った子どもと一緒にできるかんたん筋トレ
- 「いつから本格的なトレーニングをしてもいいの?」という目安
- そして、育児はママ一人の問題ではなく夫婦のプロジェクトというメッセージ
をまとめていきます。
\ 産後ママの「心と体」を夫婦で守るサポート /
産婦人科医&管理栄養士W監修の葉酸サプリ
【メルミー葉酸サプリ】
出産後は、授乳・寝不足・家事育児で、 自分のご飯がつい「早く・適当に」になりがち。 「ちゃんと食べなきゃ」と分かっていても、完璧はムリですよね。
メルミー葉酸サプリは、産婦人科医&管理栄養士のW監修で、 産後ママの体づくりに大切な栄養をギュッと一粒に凝縮。 「食事+サプリ」で、無理をしない栄養ケアを目指せます。
- 不足しがちな葉酸・鉄分で、産後のからだをやさしくサポート
- ビタミンB群・ビタミンCなど、エネルギー代謝を助ける成分も配合
- 毎日のご飯で摂り切れない分を「足りないところだけプラス」できる
- パパも一緒に公式サイトを見ながら、「ママのケア」を夫婦で共有しやすい
記事で紹介したように、まずはバランスの良い食事と、できる範囲の運動が土台。 そのうえで、サプリを「自分を追い詰めないための保険」として使うのも一つの選択肢です。
※サプリはあくまで「食事と休息」を補うものです。
無理に完璧を目指さず、夫婦でママの心と体を守るツールの一つとして検討してみてください。
産後に体型が崩れたと感じやすい理由
ホルモンバランスの変化で、心もカラダもゆさぶられる
出産後の女性のカラダでは、

このような問題が一気に起こります。
このホルモンの揺れは、
- 情緒が不安定になる
- 甘いものを欲しやすくなる
- なんとなくやる気が出ない
といった状態を引き起こし、「食べることで気持ちを落ち着かせようとする」パターンにもつながりやすくなります。
授乳+寝不足でエネルギー不足 → 過食スイッチON
授乳中は、1日あたり約450〜500kcalほど余分にエネルギーを使うと言われます。
加えて、夜間授乳で睡眠が削られ、慢性的な疲労状態に。
- 疲れている
- お腹が空いている
- でも自分のための料理をする時間がない
このトリプルコンボで、
・つい菓子パン
・ジュース
・スナック菓子
に手が伸びやすくなります。
「意志が弱いから」ではなく、カラダの仕組みとしてそうなりやすい時期なんだ、ということをまずは知っておいてほしいです。
産後ママの「過食を防ぐ」食べ方のポイント3つ

① 「空腹0→満腹100」ではなく【空腹30〜80】をキープ
過食を防ぐ一番のコツは、
お腹ペコペコ状態(空腹0)まで放置しないこと。
- 授乳や家事で気づいたら夕方
- ほぼ何も食べてない
- → 一気にドカ食い
この流れが、血糖スパイク(血糖値の急上昇)と体脂肪の増加を招きます。
【目安】
- お腹が「少し空いてきたかな?」くらいで、小さなおにぎり・ヨーグルト・ナッツなどを入れる
- 「もうちょっと食べられるけど、ここでやめておこう」くらいの腹八分目(80)でストップ
を意識してみましょう。
② 「主食・たんぱく質・野菜」をセットで考える
過食を防ぎたいときほど、
- 主食(ごはん・パンだけ)
- 甘いものだけ
- 麺だけ
といった偏った一品食いを避けることが大切です。
【おすすめの組み合わせ例】
- ごはん(または雑穀米・オートミール)
- 肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質
- サラダ・具だくさん味噌汁・温野菜
たんぱく質と食物繊維がしっかり入ることで、
血糖値の急上昇を抑え、満腹感も長持ちしやすくなります。
③ 「おやつ」=悪ではない。中身&タイミングを整える
授乳中のママにとって、おやつはエネルギー補給として必要な場合も多いです。
・15〜16時頃の軽いおやつ
・夜中の授乳でどうしてもお腹が空くときのちょい食べ
など、「使い方」を工夫すれば、ダイエットの邪魔にはなりません。
避けたいおやつの例
- ジュース・炭酸飲料(糖分が多い)
- 菓子パン・ドーナツ類(脂質+糖質のコンボ)
- ポテチなど油たっぷりスナック
おすすめの過食予防おやつの例は、次の章で詳しくまとめます。
過食になりにくい「産後ママ向けおすすめ食品」

ここからは、あなたの要望にあった
乳製品・トリプトファン・GABA・ビタミンB群・ビタミンCにフォーカスしていきます。
1. 乳製品:たんぱく質+カルシウムで満足感UP
【おすすめ食品】
- 無糖ヨーグルト(ギリシャヨーグルトなども◎)
- 牛乳
- チーズ(食べ過ぎはカロリーに注意)
ポイント
- たんぱく質がしっかり入っているため、腹持ちが良い
- カルシウムは骨のケアだけでなく、神経の興奮を抑える役割もあり、イライラ対策にも一役買います
- 「間食=ヨーグルト+フルーツ」に置き換えると、血糖値の急上昇を防ぎやすい
2. トリプトファン:心を落ち着かせる幸せホルモンの材料
トリプトファンは、セロトニン(幸せホルモン)やメラトニン(睡眠ホルモン)の材料になる必須アミノ酸です。
【多く含む食品】
- 牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
- 大豆製品(豆腐・納豆・味噌・豆乳)
- 卵
- かつお・マグロなどの魚
- ナッツ類(アーモンド・くるみ など)
【おすすめの取り入れ方】
- 朝食:納豆ごはん+味噌汁+卵焼き
- おやつ:ヨーグルト+バナナ+少しのナッツ
睡眠リズムや気分の安定は、過食のコントロールにも直結します。
3. GABA(ギャバ):リラックスしたいときのサポート役
GABAは、脳の興奮を抑える抑制系の神経伝達物質の一つで、
ストレスケアやリラックスの面から注目されています。
【GABAを含む食品の例】
- 発芽玄米
- 玄米
- 麦茶
- 一部のGABA強化食品(GABA入りチョコなど)
チョコレートなどはカロリーが高めなので、
「食べる量を決めて楽しむ」を意識すると◎。
- 白米を全部玄米に変えるのがきつければ、「白米+発芽玄米を1:1」からスタート。
- 麦茶・玄米茶を普段の飲み物に取り入れるのも手軽です。
4. ビタミンB群:糖質・脂質をエネルギーに変える代謝の潤滑油
ビタミンB群は、食べた糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーとして使うために欠かせない存在です。
【多く含む食品】
- B1:豚肉、玄米、胚芽米、豆類
- B2:レバー、卵、乳製品、納豆
- B6:かつお・まぐろ、鶏むね肉、バナナ
- ナイアシン:魚、鶏肉、きのこ類
「主食+肉・魚+野菜+大豆製品」のセットを意識していれば、自然と取りやすい栄養素です。
5. ビタミンC:ストレス対策&鉄の吸収もサポート
ビタミンCは、
- 抗酸化作用(細胞のサビ対策)
- ストレス対策
- 鉄の吸収を助ける
といった働きがあります。
【多く含む食品】
- 柑橘類(みかん・オレンジ・グレープフルーツ)
- いちご・キウイ
- ピーマン・ブロッコリー・キャベツ
【ポイント】
- ビタミンCはまとめて大量に摂るより、こまめに少しずつが理想
- 1日2〜3回、果物や野菜でこまめに補給すると◎
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産婦人科医&管理栄養士W監修の葉酸サプリ
【メルミー葉酸サプリ】
出産後は、授乳・寝不足・家事育児で、 自分のご飯がつい「早く・適当に」になりがち。 「ちゃんと食べなきゃ」と分かっていても、完璧はムリですよね。
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- 毎日のご飯で摂り切れない分を「足りないところだけプラス」できる
- パパも一緒に公式サイトを見ながら、「ママのケア」を夫婦で共有しやすい
記事で紹介したように、まずはバランスの良い食事と、できる範囲の運動が土台。 そのうえで、サプリを「自分を追い詰めないための保険」として使うのも一つの選択肢です。
※サプリはあくまで「食事と休息」を補うものです。
無理に完璧を目指さず、夫婦でママの心と体を守るツールの一つとして検討してみてください。
「これなら続けられる」産後ママの1日食事イメージ
あくまで一例ですが、過食予防&授乳中の栄養を意識したメニュー例です。
【朝】
- 納豆ごはん(または発芽玄米ごはん)
- 味噌汁(豆腐・わかめ・野菜入り)
- 温泉卵 or ゆで卵
- みかん1個
【昼】
- 鶏むね肉のソテー or サバ缶アレンジ(サラダ、パスタなど)
- たっぷり野菜のスープ
- 雑穀入りごはん小盛り
【間食(15〜16時)】
- 無糖ヨーグルト+バナナ+ナッツ少し
- or チーズ1個+果物少量
【夜】
- 野菜たっぷり鍋(豆腐・きのこ・肉or魚)
- ごはんは「小盛り」
- キウイ or いちご少し
【夜間授乳でお腹が空いたとき】
- 温かい麦茶
- 小さめのおにぎり or クラッカー+チーズ少し
しっかり毎食バランスよく食べることが大事です。
特に朝ごはんを抜く方が多いと思いますが、朝食は1日の活力に繋がります。
「完璧に守る」が目的ではなく、
お菓子だけ菓子パンだけにならないように、少しずつ寄せていくイメージでOKです。
抱っこ紐を使って子どもと一緒にできるかんたん筋トレ
ここからは、僕自身も子育て中によくやっていた方法です。
抱っこ紐で子どもを抱えながら動くことで、
- ママの筋トレ&有酸素運動
- 子どもからすると「揺れが心地よくてご機嫌・寝つきもよくなることが多い」
という、一石二鳥の効果が期待できます。
産後すぐは無理しないのが大前提
まず大前提として、
- 普通分娩の場合でも、産後1ヶ月は産褥期としてしっかり休む期間
- 帝王切開の場合は、傷の状態を見ながら、主治医の許可を必ずもらう
ことが大切です。
ここで紹介するのは、「産後すぐにやるもの」ではなく、体調が落ち着き、医師から運動の許可が出ていることが前提です。
抱っこスクワット(下半身&お尻)
- 抱っこ紐で赤ちゃんをしっかり固定
- 足を肩幅より少し広めに開く
- 背すじを伸ばしたまま、お尻を後ろに引くようにゆっくりしゃがむ
- 太ももが床と平行になる手前で止め、ゆっくり立ち上がる
【目安】
- 10回×1〜2セット
- ふらつきがあるときは、テーブルや壁に軽く手を添えて

抱っこステップ(有酸素+太もも)
- 安定した段差(踏み台・ステップ台)を用意
- 抱っこ紐で赤ちゃんをしっかり固定
- 片足ずつステップに上がり、ゆっくり降りる動作を繰り返す
【目安】
- 右足リード10回+左足リード10回
- 息が弾むくらいを目安に、無理しない範囲で

ゆらゆらランジ(前もも・お尻)
- 足を前後に開いて立つ
- 前足の膝がつま先より出ない程度に、ゆっくり腰を落とす
- ゆっくり元の位置へ戻る
赤ちゃんにとっては、「心地よい縦ゆれ」になり、
ママの下半身トレーニングにもなります。
【注意点】
- 息が上がりすぎる前に休む
- 足場の悪い場所では行わない
- めまいや傷の痛みがあるときは中止

「いつから本格的にトレーニングしていい?」目安の考え方
運動開始の目安は個人差が大きいですが、
一般的によく言われている一つの目安は以下のようなイメージです。
- 産後0〜1ヶ月:とにかく休養優先。骨盤底筋の軽い体操や深呼吸程度
- 産後1〜2ヶ月:体調が良ければ、散歩や軽いストレッチ
- 産後2〜3ヶ月以降:医師の許可があれば、少しずつ筋トレや有酸素運動をプラス
- 産後3〜6ヶ月:本格的に筋トレやジョギング、スタジオレッスンなどへ進む人も
ただし、
- 帝王切開
- 出血が長引いた
- 貧血が強い
- 産後うつの症状が気になる
などの場合は、必ず主治医と相談してからにしましょう。
「産後○ヶ月経ったから、もう頑張らなきゃ」ではなく、
あなたの体調と心の回復スピードが、何よりの基準です。
「育児は夫婦の問題」──ママ一人で抱え込まなくていい
最後に、看護師としてだけでなく、一人の父親として伝えたいことがあります。
産後のママは、
- 体型の変化
- ホルモンバランスの揺れ
- 寝不足・疲労
- 「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャー
の中で、自分のことを後回しにしがちです。
でも、本来育児は
「ママが全部背負うもの」ではなく、
夫婦で協力しながら進めていくプロジェクト
だと僕は思っています。
- パパが抱っこしながら、ママは10分だけストレッチ
- 休日はパパが子どもと散歩に行き、その間にママはゆっくりお風呂&スキンケア
- 食事づくりや片付けは、できる範囲でパパも担当
こうした小さな分担の積み重ねが、ママの心とカラダの余裕につながります。
もしこの記事を、パパが読んでいるなら──
**「ママのダイエットを応援する=ママの健康と笑顔を守ること」**だと思って、
ぜひ一緒に環境づくりから協力してもらえたら嬉しいです。
まとめ:産後のカラダは敵じゃない。味方につけていけば大丈夫
- 産後、体型が崩れたと感じるのはホルモン・授乳・寝不足による自然な変化
- 過食を防ぐポイントは
- 「空腹0→満腹100」を避け、空腹30〜80をキープ
- 主食+たんぱく質+野菜のセットを意識
- おやつは「中身&タイミング」を整えて味方にする
- 「空腹0→満腹100」を避け、空腹30〜80をキープ
- 乳製品・トリプトファン・GABA・ビタミンB群・ビタミンCを含む食品を、こまめに・バランスよく
- 抱っこ紐を使った筋トレは、子どもも喜びつつ、ママの運動不足解消にもつながる(ただし、開始時期と体調には十分注意)
- 本格的なトレーニング開始の目安は産後2〜3ヶ月以降+医師のOKが基本
- そして何より、育児は夫婦の問題。ママ一人で抱え込まなくていい
焦らなくて大丈夫。
産後のカラダは、がんばって新しい命を守り抜いた証です。少しずつ食事と動きを整えながら、
「前よりもっと、自分のカラダが好きになれた」
そんな未来を一緒に目指していきましょう。
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※サプリはあくまで「食事と休息」を補うものです。
無理に完璧を目指さず、夫婦でママの心と体を守るツールの一つとして検討してみてください。

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