
はじめに
最近ニュースで取りげられている「米騒動」。物価高騰や供給不安から、日常の主食である“お米”が注目されています。
でも、そもそも私たちの体にとって「炭水化物」ってどう大事なのか?
現役看護師であり、筋トレ歴10年以上の私が、医療と健康の観点から解説していきます。
なぜ今、米騒動が起きているのか?
現在、日本では以下の要因で米騒動が起きています:
- ■ 天候不順による不作(猛暑・長雨)
- ■ 円安・物価上昇の影響
- ■ 海外輸出量の増加による国内在庫減少
- ■ 健康志向の再注目(日本食ブームで米の人気回復)
一時期は「糖質オフ」が流行ったことでお米離れが進みましたが、今また見直されているんです。
炭水化物って、実際どう大事?
炭水化物(糖質)は、三大栄養素の1つ。
✔ エネルギー源としての役割
脳・筋肉・赤血球など、体の多くの部分はブドウ糖を主なエネルギー源にしています。
✔ 筋トレと炭水化物の関係
筋トレでは、エネルギー源が枯渇するとパフォーマンスが落ちる。
特に筋グリコーゲンの貯蔵が少ないと、筋出力が下がるため、炭水化物の摂取は非常に重要。
✔ 看護の現場でも
高齢者の栄養管理でも、炭水化物が不足すると**フレイル(虚弱)**が進行しやすくなる。
特にリハビリ中の高齢者には、タンパク質と共に十分な炭水化物補給が必要です。
炭水化物のメリット・デメリット
【メリット】
- ★ 素早くエネルギーになる
- ★ 筋肉の分解を防ぐ
- ★ 集中力・思考力の維持
- ★ 安価で入手しやすく、腹持ちも良い(特に「米」)
【デメリット】
- ❌ 過剰摂取で脂肪として蓄積されやすい
- ❌ 血糖値の急上昇(特に精製された白米やパンなど)
糖質オフダイエットって実際どうなの?
一時期流行った「糖質オフダイエット」。
★ 一定の体重減少には効果がある
★ インスリン抵抗性の改善や血糖コントロールに有効なケースもある
でも…
❌ 長期的にはリバウンドが多い
❌ 筋肉量も落ちやすく、代謝も下がる
❌ 集中力・パフォーマンスの低下
特に、筋トレをしている人や体力を使う仕事(看護師など)には向いていないことが多いです。
どんな時に炭水化物を摂るのが良い?【おすすめタイミング】
- ★ 朝食に(1日の代謝スイッチを入れる)
- ★ 筋トレ前後に(パフォーマンス維持・回復促進)
- ★ 集中したい作業の前(脳のエネルギー供給)
- ★夜間は糖質少なく!!!なぜなら、活動するわけではないからあまり必要ない
どのくらいが適量?
【一般成人男性の1日目安】
- ■ 250〜350g前後の糖質(炭水化物)
- → ご飯に換算するとお茶碗で約4〜6杯分
【筋トレしている場合】
- ■ 運動量に応じて+α(トレーニング前後におにぎり1個など)

まとめ
★「米騒動」はただの物価の話ではない。
★ 日本人の食と健康にとって“お米”は大切なエネルギー源。
★ 極端な糖質制限よりも、“質とタイミング”を意識した炭水化物摂取が重要。
糖質=悪ではありません。
看護師・筋トレ愛好者の視点から言えることは、「賢く、戦略的に炭水化物と付き合うこと」。
健康とパフォーマンス、両方を守る選択をしていきましょう!
最後に(読者へのメッセージ)
ここまで読んでいただきありがとうございます!
米や炭水化物に不安を感じている方に、少しでも安心と納得が届けば嬉しいです。
今後も、看護師として・筋トレ愛好者として、日常に役立つ栄養や健康情報を発信していきます!
それじゃあさようならー
コメント