「今の給食、足りてる?成長期の子どもに本当に必要な栄養素と“伸びる食事”」

健康
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■はじめに:いま給食が“足りない”と話題に

最近、ニュースやSNSで「今の給食が質素すぎる」「量が少ない」と話題になっています。
主食だけ、品数が1〜2品だけ…そんな給食が当たり前になってきているという声も。

でも、成長期の子どもにとって「食べること」は、**“ただのエネルギー補給”ではなく“体をつくるための基礎”**なんです。

今回は、看護師としての視点と栄養の知識をもとに、「子どもに本当に必要な栄養素」と「不足するとどうなるか」をわかりやすく解説していきます。


■第1章:成長期の体に必要な栄養素とは?

成長期(小学生〜高校生)に特に重要な栄養素は以下の通りです:

栄養素役割多く含む食品
タンパク質筋肉・骨・臓器など体をつくる材料肉、魚、卵、大豆、乳製品
カルシウム骨の成長と強化牛乳、小魚、チーズ、豆腐
ビタミンDカルシウムの吸収を助けるきのこ、鮭、日光浴
血液・脳の発達に不可欠レバー、赤身肉、ほうれん草
亜鉛成長ホルモンの分泌に関与牡蠣、豚肉、大豆
炭水化物エネルギー源米、パン、芋類

💡タンパク質の摂取の仕方など詳しく書いている記事もありますので是非ご覧ください!!

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💡ポイント
「好き嫌い」で抜いてしまいがちな栄養素こそ、成長には不可欠!
特に今の時代は「偏食」という言葉がよく聞かれますよね!


■第2章:なぜ今の給食では栄養が不足しがちなのか?

現在の給食は「予算の制限」「人手不足」「食品価格の高騰」などさまざまな背景があり、
結果として量が足りない・品数が減っている状況です。

一方で、成長期の子どもは1日あたり2,000〜3,000kcal以上のエネルギーと、十分なタンパク質・カルシウムなどが必要。食事だけではなく、もちろん運動も大事!!

給食だけでは到底補いきれず、朝食と夕食の重要性が今まで以上に高くなっています。


■第3章:身長を伸ばすには何が必要?

身長の伸びには次の3つの要素が大切です:

  1. 栄養(特にカルシウム・タンパク質・亜鉛)
  2. 睡眠(成長ホルモンは夜の深い睡眠時に分泌)
  3. 運動(骨への刺激が成長板に良い影響)

また、日中にしっかり体を動かすことで食欲が出て、夜ぐっすり眠れる「成長リズム」が整います。


■第4章:プロテインは子どもが飲んでもいいのか?

最近では「子ども用プロテイン」なども販売されていますが、基本的には食事からしっかり摂るのが最優先

ただし、食が細い・アレルギーがある・部活などで運動量が多い子には補助的に取り入れてもOKです。

✅注意点:

  • 成分がシンプル(添加物少なめ)のものを選ぶ
  • 「プロテイン=筋肉がつく魔法」ではない
  • 食事の代替にせず、“+α”として考えること

■第5章:看護師として伝えたいこと

現場では「朝ごはんを食べてない子」や「細すぎる体型」の子が増えていると感じます。
でも、子どもは**“未来をつくる体”を今まさに作っている真っ最中。**

その土台となるのが食事です。
給食だけでは足りないなら、家庭でも「何を食べるか?」を意識して支えてあげてほしいと思います。


■まとめ:成長のカギは“食べる力”を育てること

  • 給食が質素でも、家庭で補えることはたくさんある
  • 成長期に必要なのは「カロリー」ではなく「質の良い栄養」

食べる力、動く力、眠る力=未来を育てる力

本日も読んでいただきありがとうございました。
今、給食も質素になって、話題になっていたので取り上げてみました。
正直、僕も給食は学校で一番楽しみだったのを覚えています。
それが、量が少なく、味も美味しくなくなっていたらとても悲しいと思う気持ちでいっぱいです。
でも、それで悲観的にならずに、家での食事で補えたり、朝食をしっかりとることなどでカバーできたらいいのではないかと思います。
少しでも読んでもらってためになったなどのコメントがあったらうれしいです。
次の記事も是非読んでください。
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それじゃーさようならー

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